ごあいさつ

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意欲ある人を応援する職場

進工舎は1953年に創業。各種金属の旋盤加工による電力機器への部品提供や、機械加工を主な業務にしています。昨今ではNC旋盤の浸透により、複雑で精度の高い品質を提供することが当たり前になっていますが、弊社でも小ロットから短納期のお客様のニーズにもお応えできるよう、様々な改善に努め現在にいたります。
 
弊社の特徴として、従業員に占める障がい者の割合が多いことがあげられます。いまから約20年前、紹介から始まった障がい者の雇用も現在では従業員12名のうち6名が障害者(知的3名、精神3名)になり、一緒に働いています。私は差別のない世の中や社会が理想だと考え、自分の経営する会社でその利用を実現できるよう実践してきました。それは経営者というより人間として押さえなければならないことだと考えています。
 
 
 
 

誰にでも力はある

障がい害についての理解は残念ながらまだまだ広がっておらず、一般的な会社では雇用の実績も極めて少数です。その中で、弊社では、現在3人の精神障害者が働いています。彼らのやる気を尊重し、障害を受け止めて環境を整えることで、十分に力が発揮できる事を過去の経験から確信しています。また、雇用だけでなく工場の体験実習も積極的に受入れています。この20年で40人以上の障害者と一緒に働き、どの人もできると確信を持ちました。今では、「やる気」さえあれば誰でも受け入れる自信と風土が会社にできています。50歳を越えてた障がい者からは「初めて人生のスタートラインに立てた」、「仕事で1人前になったら更に仕事以外のことにも挑戦したい」などの言葉をもらったこともあり、誰にとっても「働くことは人生そのもの」であるということを実感しています。
 
 
 

私達ができること

私は、障がい者も含め誰でもが一緒に働ける会社にするには、まず社長の考えがしっかり据わること、そして社長と社員・社員と社員との信頼関係があること、やる気を大切にした環境づくりがポイントだと考えています。「障害者は保護するのではなく、機会が必要である」ということを学びました。結局、進工舎では人間尊重の経営を目指すことになり現在にいたります。関心のある企業経営者の方には是非、障がい者の体験実習を受け入れられることをお勧めします。私どもに何かお手伝いができることがあるかもしれません。「意欲あるすべての人を応援し、意欲ある誰もが働ける会社を目指します。」を会社理念とし、今後も努力していきたいと思っています。
 
 

有限会社 進工舎